20251130

25-A04 中華スマホ?構わん買え買え!/A

最近になって格安SIMをサブ回線に契約した中の人。

サブ回線を契約するついでに、サブ機として中華スマホを買ってしまったので今回はその紹介だ。

(以下本文)

サブ回線を使うだけであれば、元々持っていたスマホを使えばいいだけの話ではあった。

もちろんサブ回線には元々からあるMotorola moto g32を採用している。

だったらサブスマホなんてわざわざ買う必要がないと思うかもしれない。

それでもサブスマホを買ったのには理由がある。

メインで使っているMotorola edge 50s Proの負担をなるべく小さくしたいからだ。

そしてその使い道ゆえに、サブスマホでありながらメインスマホよりも高性能な機種が求められる。

そこで今回、私は中華スマホに目をつけた。

同価格帯であれば、同じAndroid系の他社スマホよりも、1ランクどころか3ランクぐらい上の性能を発揮してくれるからだ。

回線契約に伴う手数料無料の分割購入で今回はXiaomi 15Tを購入した。

「中華だから情報が抜き取られるか心配でならない」だって?

そんな心配は不要、というよりナンセンスである。

そもそもスマホをインターネットに接続している時点で、数多のデータが様々な会社にダダ漏れなのである。

高市早苗や大谷翔平のような国や経済を動かす程度の有名人ならともかく。
我々のような、ただの一般人のスマホの個人情報ごときに、中国政府がそこまで価値を見出すだろうか。

もしそれらの個人情報を手に入れるなら。
わざわざスマホ1台1台から直接引っこ抜かずとも、そのデータがまとまっているサーバーを直接攻撃した方が手っ取り早くて効率がいいのではないか。

そもそも他社のスマホであっても、パーツの製造や組み立て自体は中国国内で行われていることも多々ある。

ということは中国メーカーだからと今さらビビったところでもうどうしようもないのである。

突き詰めて言うならば。
親が「出生届」なるものを役所や役場に提出した瞬間にもう詰んでいる、ということである。

尤も、親から戸籍を独立させた上で、死亡届を出してから150年間、誰にも見つからずに生き延びることができるなら話は変わってくるのだが。


話が脱線したので複線ドリフトで復帰させて。

買ったのがこちら。

Xiaomi 15T…お値段およそJPY 65k…なかなかの価格。

だがいい意味で問題なのはこれから。

プロセッサはDimensity 8400-Ultraを搭載。RAMも12GBと、かなり多め。

他者のレビューではあるが、AnTuTuのベンチマークスコアは150万点を優に超えている。

カメラも5000万画素の標準レンズと光学2倍望遠ズームを搭載。
(どうせデジタルズームはほぼ使わないのでカットするが)

ディスプレイも120Hz駆動で滑らかに動く。

それだけ盛りに盛ってこの値段なのだ。

よほどの理由がない限りiPhoneなんて使わない中の人にとっては、コスパ良くサブスマホを手に入れることがかなり重要である。

サブスマホの中でも、「サブ回線すら搭載しない」と割り切って使うのであれば、メーカーを理由に選ばないということは特にないだろう。

そのぐらいこのスマホは中の人にとって魅力的であった。

←moto g32|Xiaomi 15T→
意外とでかい。

さて1週間ほど使ってみた感想ではあるが。

(撮影地:松本市ナワテ通り商店街|50Mモードで撮影し、Web用にリサイズ)

予想以上に高い性能に毎日驚くしかない。

画素数を高くしても綺麗に撮影できるカメラ、重たいアプリでもヌルヌル動く圧倒的なプロセッサー性能。

重たいアプリを動かしてもそれほど発熱しないし、バッテリー持ちも十分。

スマホとしてではなく、高性能なデジタルガジェットとして使うには申し分ない。

もうしばらく使った上で最終的な評価を見極めていきたいとは思うが、現時点では文句をつけるところが大きさ以外にないというレベルには満足している。

あとはどうやったらこのスマホのメーカーに対する誤解が消えるだろうかというところだが。

そもそも、基礎研究をやるような学者や一部のガジェオタでもない限りは、「相手の属性による先入観」の影響をモロに受ける。
こればかりはもう「人間の進化が追いついていない」の一言で片付けるしかないかもしれない。

(モデル:うちの娘「新発田六華」)

[続くかも]

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