20250809

25-021 SSDを強制増設

PCIe x1スロットを1つ余らせていたメインマシン「七華」。 

今回、偶然にもスマホと同じタイミングでSSD増設に必要なパーツを買えたので軽くレビューしていく。

尤も、今回使ったアイテムは中国AliExpress以外の入手経路がなかったので、万人にはオススメできないのだが…

届いたのは雑に扱われたであろう謎の袋。

袋を開け、箱を開け、もう一度袋を開けると出てきたのはこのボード。

PCIe x1スロットをNVMe(M key)2スロットに変換できる拡張カードだ。

余らせていたSN550(250GB)を取り付ける。そしてPC内部に組み込む。

そして出来上がったのがこの状況。

RTX 4070Ti(2スロット)、NVMe変換、USB増設、RTX 3070(2スロット)ですべて埋まった。

RTX 3070の下にはPCIe x1が1本あるのだが、それをリカバリーしようにもUSB 2.0増設ケーブルの拡張スロットがある。
どうにもならずリカバリーは断念した。

付け加えるとNVMe A+E keyの拡張カードも搭載しており、SATA端子と今回増設したNVMe M keyだけが空いた状況である。


恐る恐る、起動。BIOSを覗くと…

なんとBIOSから認識されている。ただ単にポン付けしただけなのだが。

これなら確かにNVMeスロットが少なくても何とかなる。

そう思って、実装したSSDのプロパティを見ると…

あろうことか、PCIe Gen2 x1接続なのである。

その実効値は片方向4.0Gbpsと、SATA 3接続(6.0Gbps)よりも遅い。

実際には、コントローラーやそもそものNANDがある程度高速なのでそこまで問題にはならないのだが。


スピードテストをしてみる。毎度おなじみの「CrystalDiskMark」だ。

…想像通り。そんなに速くはない遅い。

(X570経由、RTX 3070と帯域幅を取り合うとは言え)PCIe 3.0x4接続の方がこれ。
本気を出せば、エントリー級PCIe 3.0でもここまでは容易い。

そして、SATA接続のSSDがこちら。
あろうことか、PCIe接続のSSDがSATA接続に負けてしまっている。

無理もない。Gen2 x1では今のデータドライブに対して帯域不足にも程がある。
そのくせ容量単価もHDDに比べ高いのだから、「普通なら」無理に導入することもないだろう。

参考までに、システムドライブに使用しているPCIe Gen4 x4接続のSSDがこちら。

流石にGen4 x4は速いし、この速さのドライブを多数接続できるようにしたX570は素晴らしいプラットフォームだと思う。
今ではGen5 x4のSSDもいくらか出ているし、Gen4が時代遅れになりつつあるが。
X570-5950Xがあまりにも素晴らしいものだから乗り換えができずにいる。


そして、結果を見て、このカードを続投させる方針に決めた。

理由はいくつかあるが…

  1. ダウンロード専用のキャッシュドライブが欲しかった。
    ダウンロード用の場合、どう考えてもネットワークの1Gbpsがボトルネックになる。
    そのため、4.0Gbpsでも「十分に速い」ドライブとして扱える。
  2. データプールさえできれば、メインで使うSSD(特にシステム)の消費を減らせる。SATA SSDを使っても良いが、手軽にメンテできる点で扱いやすい。
  3. 余ったPCIe SSDを使いたい

こんなところ。

使い勝手は今後、時間を重ねて検証する予定だ。

(たった1台で室温を5℃も上げるPCなんて夏場には使いたくないのだが…)
(しかもエアコンの無い部屋にPC趣味部屋を置くことになったし…)

(間)

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